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制作記 · ひかりの回廊

小さなローグライトに、旅の終わりを作るまで――「ひかりの回廊」制作記

光の生き物を育てる短い探索ゲームが、進化図鑑、聖域、深層ボス、最終形態、複数エンディングを持つ旅になるまでの制作記です。

ひかりの回廊を遊ぶ

「ひかりの回廊」は、小さな光の生き物を連れ、特徴を集めながら出口を探す探索ゲームです。

現在は複数の最終形態、聖域、深層ボス、旅の結果に応じたエンディングまであります。しかし最初の実装は、もっと短いローグライトでした。

最初に作ったのは、探索と進化の一周

初期版には、回廊を進み、敵や出来事に遭遇し、得た特徴で光の生き物を強くする基本ループがありました。選択する、戦う、特徴を得る、姿が変わるという短い一周を先に成立させています。

記号だった世界へ、固有の姿を与える

次の更新では、回廊の床、門、光の種、妖精、中間形態、吸収、電撃、共鳴、ノイズなどの専用素材が加わりました。

その後、剣士、走者、賢者、歌い手、虹、ノイズ、虚無など八種類の最終進化に一枚絵が導入されます。図鑑にも詳細が追加され、能力値だけだった進化先を、作品世界の登場人物として読み返せるようになりました。

一回の探索から、聖域を育てる旅へ

制作中盤では、探索で得たものを次の旅へ持ち越す進行と、より深い階層が加わりました。さらに聖域が導入され、一回の攻略だけで完結するゲームから、複数回の探索を通じて成長する構成へ移ります。

どの姿へ到達したか、何を解放したかが次の探索と図鑑へ残るようになりました。

最終形態を、終点ではなく選択にする

深層ボスと最終スキルの追加後には、最終形態からもう一度姿を変える「再進化」も実装されました。通常なら成長の終点になる姿の先へ、旅の積み重ねに応じた変化を置いています。

能力と演出が増えた結果、賢者の解析波が進行を止める不具合も発生し、後続更新で戦闘状態が停止しないよう修正されました。

「強くなった」で終わらせない

最後の大きな更新では、最終ステージと複数のエンディングが追加されました。それまで増やしてきた進化先、スキル、聖域、深層が、一つの旅の結末へ接続されます。

現在の作品が大きいのは、最初から巨大な仕様を作ったからではありません。短い探索を先に成立させ、その旅を続ける理由と、最後に辿り着く場所を順番に作った結果です。

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